2016年12月16日金曜日

有頂天家族 二代目の帰朝

確か初夏ごろに学生の子がこの本を貸してくれた。時間はかなりかかったけれどなんとか先日読み終えることができた。本作は有頂天家族の続編で、前作も本作も京都で暮らす狸たちの一年間を描いている。そのため、起承転結でいうところの転がちょうど12月ごろにあたり、むしろこの時期に読み終えられてよかったな〜と思った。

前作でも、本作でも、主人公の矢三郎は「狸の血のしからしむるところ」と称して痛快なことをしてくれる。人生迷ったら面白い方に進めと言われてるような気がして、とても勇気がわく。

2016年12月5日月曜日

ゴッホとゴーギャン展

先日、東京都美術館のゴッホとゴーギャン展に行ってきた。
ゴッホの絵もゴーギャンの絵も生で見たことがなかったというのが動機だ。

意外だったのが、ゴッホもゴーギャンも最初から画家でなかったというところ。ゴーギャンなんて30歳過ぎてから画家になる決心をしている。
もちろん絵画への興味関心は最初からあったのだろうけど、何かを始めるのに遅すぎることはないを体現している人たちだと思った。