高校生時代、HIPHOPが聴きたいが何から聞けばいいのかよくわからず、とりあえずいろんなHIPHOPの曲が入ったオムニバスCDを買おうと近所にある中古CDのショップへ行った。
ぎらついたジャケットのものの中にあってこのI LOVE HIPHOPというCDのジャケットは至ってシンプルで、とても惹かれ、購入を決意した。いわゆるジャケ買いである。
このCDの中から好きになった曲やアーティストはいくつかあって、Father MCのEverything's gonna be alrightという曲もその一つだ。当時よく口ずさんでいた。
時は進んで十数年後、この間J-Popばかりに向いていた私のアンテナは今更ながらHIP HOPに向いた。
中でもシュガーヒル・ギャングのRapper's Delightはお気に入りで、ここのところずっと流している。
次はRapper's Delightでブログでも書こうかしら、といろいろ調べていたらあることに気づいた。昔大好きだったEverything's gonna be alrightとRapper's Delightのサンプリング元が一緒の曲だったのだ。それが表題の曲、ChicのGood Timesである。
調べるまで気づかない私の間抜けさはさておき、両曲の源流であるGood Timesを嫌いでないわけがないと思い、さっそく聴きに行った。
それは70~80年代のディスコチューンで、ギラギラというよりはキラキラな雰囲気をまとった曲であった。もちろん大好きである。
聴いていた高校生の当時は気づかなかったが、どうやら私は70~80年代の曲が好きらしいと気づかされた日であった。