「アルジャーノンに花束を」に引き続き、ダニエル・キイス著の「5番目のサリー」を読んだ。サリー含め、5つの人格を持つ女の子のお話である。
2017年3月7日火曜日
2017年3月5日日曜日
2017年3月3日金曜日
アルジャーノンに花束を / ダニエル・キイス
図書館でこの本を手に取り作者紹介を読んだ時、彼の経歴に関しては英文学を学んだ人だとだけ書かれていた。読み終えた後、改めてWikipediaで彼の経歴を調べると
心理学の学士号取得
↓
高校教師
↓
英文学の修士号取得
という流れとなっていた。心理学を学んでいたと聞いてとても納得できた。というのは、フィクションであるにもかかわらず、主人公チャーリィやその周囲の人間の言葉や動きがなんだかとてもリアルに感じたからである。人の心の動きを学んでいて、教師としてたくさんの人と接してきたダニエル・キイスだからこそ書ける物語なんだと思えた。
この小説は主人公チャーリィの書いた報告書を時系列順に読んで行く形式である。故に、文章の主語は全てチャーリィであり、表紙をめくった最初の文章はひらがなだらけで正直とても読みづらかった。しかし、知的障害者が書いた文章が徐々に整然とした文章に変わってゆく様にはとても感心したし、よくこんな文章を書けるなと思った。また、これを翻訳する訳者さんにも尊敬の念を感じた。相当骨が折れることだろう。全部理解して読める気はしないけど、ぜひ原書を買って日本語と英語とで文章の違いを見比べたい。
心理学の学士号取得
↓
高校教師
↓
英文学の修士号取得
という流れとなっていた。心理学を学んでいたと聞いてとても納得できた。というのは、フィクションであるにもかかわらず、主人公チャーリィやその周囲の人間の言葉や動きがなんだかとてもリアルに感じたからである。人の心の動きを学んでいて、教師としてたくさんの人と接してきたダニエル・キイスだからこそ書ける物語なんだと思えた。
この小説は主人公チャーリィの書いた報告書を時系列順に読んで行く形式である。故に、文章の主語は全てチャーリィであり、表紙をめくった最初の文章はひらがなだらけで正直とても読みづらかった。しかし、知的障害者が書いた文章が徐々に整然とした文章に変わってゆく様にはとても感心したし、よくこんな文章を書けるなと思った。また、これを翻訳する訳者さんにも尊敬の念を感じた。相当骨が折れることだろう。全部理解して読める気はしないけど、ぜひ原書を買って日本語と英語とで文章の違いを見比べたい。
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