2016年10月22日土曜日

モデルルーム

家を見ることが好きで、休日に散歩をすることがある。
ひたすら歩いてマンションや戸建ての外観を眺めて中の間取りを妄想するのだ。はたから見ればかなりの不審者である。

ある日の休日夕方、スーパーへ買い物に行った帰り道にスーツ姿の男に呼び止められた。
聞くと、近くに新しくできた新築分譲マンションのモデルルーム見学をしていかないかとのことだ。新築マンションの中が見れる機会なんて滅多にない!と思い、晩ごはんそっちのけでふらふらとついて行ってしまった。

中に入るとまぁおしゃれで、とても綺麗だった。一番驚いたのが、エレベーターに「ペット」と書かれたボタンがついていたことだ。押すとエレベーターの外画面にペットと表示され、ペット同士の乗り合わせを防ぐことができるらしい。最近のマンションはハイテクだ...。

もちろん部屋の方もすてきだった。収納たっぷりの1LDK、風呂トイレ別でキッチンは3口コンロ、掃除のしやすいシンク、洗面台もきれい。すごいわくわくした。しかも営業さんから賃貸ではなく分譲マンション買う利点などを聞けて大変勉強になった。

結局2時間ほど営業さんと話したり部屋をぐるぐる見たりした。晩ごはんの食べる時間がかなり遅くなったけど、良い日だった。モデルルーム見学にはまってしまいそうと思った。

2016年10月16日日曜日

沖縄民謡を聴いた

先日、二泊三日で沖縄旅行にいってきた。初めての沖縄にとてもわくわくしたし、終始楽しい旅だった。

2日目の夜、ホテル近くの居酒屋に行ったときのことである。その居酒屋は毎日沖縄民謡の歌を演奏している、というお店だった。お酒を飲んで沖縄料理を楽しんでいるとき、お店の小さなステージに若い男性が1人立って、演奏が始まった。

そのお兄さんは島唄をはじめ、様々な民謡を演奏してくださった。私は小学生のときは合唱部、大学ではアカペラサークルに入っており、一音一音を皆と合わせるため正確にまっすぐ出すように自分を仕向けてきたので、演歌や民謡のような一音ずつ震わせるような歌い方を、生でとても近くで聴けてとても心がうきうきした。自分にはない価値観の布にくるまれた気分になった。

三線と三味線はどちらも中国の三弦という楽器がルーツらしい。同じルーツのものが枝分かれしていって、独自の進化をとげ、独自の音を出している。なんだか、生き物みたいだと思った。

2016年10月9日日曜日

薬と皮膚の感覚

心の科学7月号のとある作家の連載記事を読んだ。この作家さんは双極性障害での通院経験のある方である。記事の中で一番印象的に思ったのは、処方された薬による感覚の変化についての話だった。

2016年10月4日火曜日