先日、二泊三日で沖縄旅行にいってきた。初めての沖縄にとてもわくわくしたし、終始楽しい旅だった。
2日目の夜、ホテル近くの居酒屋に行ったときのことである。その居酒屋は毎日沖縄民謡の歌を演奏している、というお店だった。お酒を飲んで沖縄料理を楽しんでいるとき、お店の小さなステージに若い男性が1人立って、演奏が始まった。
そのお兄さんは島唄をはじめ、様々な民謡を演奏してくださった。私は小学生のときは合唱部、大学ではアカペラサークルに入っており、一音一音を皆と合わせるため正確にまっすぐ出すように自分を仕向けてきたので、演歌や民謡のような一音ずつ震わせるような歌い方を、生でとても近くで聴けてとても心がうきうきした。自分にはない価値観の布にくるまれた気分になった。
三線と三味線はどちらも中国の三弦という楽器がルーツらしい。同じルーツのものが枝分かれしていって、独自の進化をとげ、独自の音を出している。なんだか、生き物みたいだと思った。
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