2016年12月16日金曜日

有頂天家族 二代目の帰朝

確か初夏ごろに学生の子がこの本を貸してくれた。時間はかなりかかったけれどなんとか先日読み終えることができた。本作は有頂天家族の続編で、前作も本作も京都で暮らす狸たちの一年間を描いている。そのため、起承転結でいうところの転がちょうど12月ごろにあたり、むしろこの時期に読み終えられてよかったな〜と思った。

前作でも、本作でも、主人公の矢三郎は「狸の血のしからしむるところ」と称して痛快なことをしてくれる。人生迷ったら面白い方に進めと言われてるような気がして、とても勇気がわく。

0 件のコメント:

コメントを投稿