2021年12月4日土曜日

やまぐち虹いろセミナー

KRY主催の表題のセミナーを聴講した。

もしも自分の子が将来自分の性に違和感を覚えたとき、さまざまな選択肢を提示できる大人になりたいと思うのでこういう学ぶ機会がいただけるのは嬉しい。


講師は五十嵐ゆりさん。レインボーノッツというコンサル会社の代表らしい。LGBTQはともかくSOGIEは聴いたことない単語だったし、その他新しく知ることもあったので大変勉強になった。ちなみにSOGIEとは性的指向、性自認、ジェンダー表現の総称である。また、それらジェンダーに関するハラスメントのことをSOGIEハラというそうだ。これも初めて聴く単語だった。性表現に寛容になってきた昨今、頭の中では理解しつもりになっていたけど、改めて講演を聴くと知らないことばかりで参加してよかったと思った。もしも自分はLGBTQだと打ち明けられたらこういう態度で受け止めてほしいという話を当事者から聴けたのも良かった。全く動揺せず受け止められるかと言われるとまだわからないけど、心の準備は少なくともできた。


LGBTQに関するイベントってどうしても参加=私は当事者ですと言ってるような気がしてしまう。そのため、マジョリティにとってもマイノリティにとっても参加しづらさがあると思う。これは本末転倒である。マジョリティがもっと主体的にLGBTQに関する団体やイベントに参加する姿勢が大事だよなと思う。それがひいてはマイノリティやまだSOGIEが分化しきっていない若者のイベントへの参加しやすさにつながるんじゃないだろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿