更新がすっかり遅くなってしまったが前回に引き続きウェブ授業の受講レポを書いていこうと思う。
受講一週間前の7/11、講師よりGoogle Classroomのクラスコードが送られてきた。
このコードをGoogle Classroom上で入力すればクラスに参加できるわけである。
講師は森津太子先生と田島祥先生。
森先生は言わずもがな、心理学概論の講師である。放送大学で心理学を学んでいる人ならば少なくとも一度は耳にする名前だと思うので説明は不要であろう。
田島先生は東海大学で准教授をされている方である。
それもあってか、授業での例示にはしばしば東海ネタが用いられていた。人生の大半を西日本で過ごしてきた私にはピンとこないものが多かったが、東海の方ならきっと「おお!」となるのだろう。
クラスコードなど全体のお知らせは森先生から連絡があり、講義は田島先生が行うようであった。
講義一週間前、森先生からGoogle Classroomのクラスコードをお知らせするメールが届いた。早速PCを開いて入力し、クラスのページへ入ってみた。
ざっと目を通したところ、提出期限が受講日前に設定されている課題がいくつかあったので、やっておいた。
課題の内容は心理学の研究方法に関する放送大学の動画の視聴と実験課題2つであった。
本来の面接授業ならば講義中にやるのだろうが、今回はweb授業なので実験課題の実施は実験参加者が各自自宅で事前に行ってもらうようになったみたいだ。
時は進んでいよいよ講義当日。30分ほど前からPCの前でそわそわするなどして始まるのを待った。事前準備として、カメラが勝手に起動して私の汚い部屋が移っては困るのでPCのカメラ部分にのマスキングテープを貼り付けた。
定刻となり、講義が始まった。最初は講師である田島先生とTAの先生による自己紹介。続いて4,5人ほどのグループに分かれて自己紹介&事前にあった課題で視聴した動画の内容について話し合うよう言われた。
Zoomを使用して間もなかったので個人的に驚きだったのが、ミーティング中にグループワークできるということである。予め講師が設定した時間の間、各グループに分かれてディスカッションできるのである。
他の会議システムでもそういう機能があるんだろうか、最近の技術ってすごいなぁと思った。
自己紹介が終わった後はいよいよ講義である。事前に行った課題の受講者全員分の結果をまとめたり、結果に関してグループワークで考察しあったりした。
web授業においてもグループワークができるのは非常によかったが、グループ名は設定されていなかった。そのため、講師がグループを指名して発表させることができず、かといって積極的に発表するグループも中々おらずで、グループワーク後のフィードバックはスムーズに行かなかった。受講者がPC慣れしていない中高年や私のような積極的に発表できない小心者で構成されていたためであると考えられる。
こうしてweb授業1日目は終わっていった。
web授業2日目。まずは出席確認から行われた。呼ばれた学生番号の人が順番に返事をしたり、手を挙げたりするというものであった。
1日目の時に書き忘れたのだが、Zoomには手を挙げるというボタンがある。故にこの講義では発言したい人はまず手を挙げるボタンを押し、それを見た講師が指名することで発言が許される、というルールになった。
2日目も前日同様、事前に行った実験課題を受講者から集めて解析を行うところからあつまった。この日の実験はデータ量が多く、解析に時間がかかり、仕事がとろい私はかなり辟易した。講義参加者の中で一番年齢が若いのが私だったので、おそらく他の参加者も同様に苦戦していたように思う。
最後はレポートの書き方などの説明があり、講義は終了した。
実験結果は、やはり期待通りではなかった。webから各自が課題を行ったということもあり、実験条件の統制が難しかったのである。自粛期間中ということもあり、参考文献はほぼネットから論文を検索することでまかなった。ほどなくしてレポートは完成した。
こうして初めてのweb授業は無事完了することができた。
初めてのことだらけで、講師もスタッフも参加者もかなり混乱した中での授業だったなぁとは思う。とはいえ、コロナ禍にあって心理学実験の講義を受けれただけでも幸いである。いろいろな思いは浮かべど、講師やスタッフの方の準備などには感謝しかない。
さて、無事レポートも提出が終わったというところでちょっとした事件が起きた。
私、レポートの提出にばかり気がいってしまい、単位認定試験の締め切りをすっかり失念していたのである。
試験はもちろん不合格。来期は追試を受けることに専念するかと思う。
やはり、面接授業と単位認定試験の締め切りは被らないようにするにかぎる…。
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