作詞:Diggy-MO'
作曲:Diggy-MO'
歌:Diggy-MO'
遠足は家に帰るまでが遠足であると言われるが、曲も同じだと思っている。
すなわち、イントロが流れ出してからアウトロが終わるまでが1つの曲である。
だから、本当は大人数でカラオケに行った際も、イントロが始まったら話しかけられたくないし、アウトロも最後まで流したい。
ただ、そこは私も典型的日本人であるので、大勢でカラオケに行った際は周囲の顔色をついつい窺ってしまい、イントロが始まってから話しかけられたらもちろん答えてしまうし、アウトロに差し掛かったら早く次の人にマイクを渡さなければと思ってしまい、演奏中止のボタンを押してしまう。
表題の曲、Ptolemyと初めて出会ったのはYouTubeであった。元々SOUL’d OUTは好きであったがそのメンバーであるDiggy-MO'のソロは聴いたことがなく、そういえば今どんな活動をしているんだろうと軽い気持ちで動画を開いたところ、ハマってしまった。
同窓会で久しぶりに会った初恋の人に再び恋をしないわけがないし、坂本冬美もまた君に恋してると言っているわけで、これはある意味必然である。
その後、Ptolemyがどうにも気に入ったので当該の曲が入っているアルバムを購入したのだが、
PVよりも曲の時間が長い。
はて、と思い再生してみると、イントロがある。そしてアウトロ、めっちゃ長い。数えたら1分46秒もあった。
冒頭でも述べたように私はイントロが流れてからアウトロが終わるまでが1つの曲だと思っている。
これはイントロや間奏、アウトロなどの自分が歌わないパートも1つの曲という意味である。アウトロに差し掛かったからといって気を抜いた顔をしたくはないのだ。
ゆえに、カラオケでPtolemyを歌うにあたっての留意点はあの高速で流れる歌詞だけではないということだ。アウトロも忘れてはいけない。
あの1分46秒間を、自分は歌い終わったぞというほっとした顔で突っ立っていてはいけないのである。であれば、どういう顔をしていればよいのか、はたまたどういう体勢でいればよいのか…。聴けばきくほどカラオケで歌わせる気のない曲だと実感させられる曲である。
真のエネミーはアウトロにあり。
おそるべしPtolemy。
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