2020年4月5日日曜日

Thriller / Michael Jackson

マイケルジャクソンのスリラーといえば名曲中の名曲、音楽知識があまりない私でさえ知っている曲である。もちろん音楽プレーヤーにも入れている。



しかし、スリラーのMVはこれまで見たことがなかった。
だって音楽プレーヤーに曲を入れているのだから、わざわざ動画サイトを開いて聴く必要がないのである。

動画サイトを開き、曲を検索してみる。まず驚いたのが動画再生時間である。13:43もある。

私の音楽プレーヤーにはアルバム「Thriller25」と「King Of Pop[Japan Edition]」のスリラーが入っているが再生時間はそれぞれ5:57と5:13で、MVはその倍以上の長さとなっている。

ちなみになんでこのアルバムが入っているかというと、このアルバムが私が知っている曲が一番多くて私の好きなHuman Natureという曲が入っているからである。ミーハーで申し訳ないなぁと常々思っている。

話は戻って、スリラーである。曲の再生時間の長さにおびえながらも再生してみると…曲が中々始まらない。終始、女性とマイケルとの会話が続く。内容は内容は映画の内容が気に入らない女性とそれをなだめるマイケルの他愛ない会話。

再生開始からおよそ4:10を過ぎたころ、ようやくスリラーのイントロが流れてきた。マイケルがAメロを歌いだす。しかし別の問題が発生する。マイケルが中々サビを歌ってくれない。そろそろサビかな?と思っていたらマイケルはまたAメロを歌いだしたのである。ずっこけた。

そして再生開始から8:30ごろ、あの有名な、マイケルとゾンビたちのダンスシーンにたどりつく。これはMVの山場も近いのではないか?と思っていたその時。

再生開始から9:40、ついにきた。サビである。長い道のりであった…。

最後のスタッフクレジットでもう一度サビが流れる。心の中でスタンディングオベーションした。


曲が終わった後で動画の説明文をあらためて読むと、Short Filmと書いてあった。そう、これは曲のMVなどではなくFilm、映画だったのだ。


Smooth CriminalやBlack Or Whiteなどマイケルジャクソンの曲にはスリラーほどではないが前置きの長い曲がある。曲の導入部分であるイントロにさらにイントロがあるようなものである。それもたっぷりと。

こうした曲へのな手厚い導入は曲の世界観に引き込まれやすくてありがたい。どんな人でも同じイメージを持って曲が聴けちゃうのである。さすがは世界的なエンターテイナーだ。

最後にもう一度心のスタンディングオベーションを送り、結びの言葉とすることにする。

0 件のコメント:

コメントを投稿